北海道小麦現地視察研修ツアー
「北海道小麦現地視察研修ツアー」に、スタッフ一同で参加してきました。北海道小麦の収穫は「夏」が本番!
今回は、まさに収穫直前の一面黄金色に染まった小麦畑を訪れ、小麦農家のみなさんと交流して、たくさんのことを学んできました。
このツアーで得たことを忘れず、生産者の顔を思い浮かべながら、ますますおいしいパンづくりに励みます!
<1日目>
□バイオダイナミックファーム・トカプチ
化学肥料や農薬を一切使わない、有機栽培のライ麦畑を見学。
堆肥や牛糞で有機肥料づくりをしたり、クローバーを植えてチッ素を補充したり、土もの(馬鈴薯など)と草もの(麦類など)を交互に植えて土壌のバランスを整えるなど、一般的な農法の何倍もの手間ひまをかけて育てられていました。
収穫は8月中旬
バイオダイナミック農法の調剤(堆肥のようなもの)を作る装置
□斉藤農場
23ヘクタール(甲子園球場のグランド約6個分!)もの広大な畑で小麦を作っている農場。ゆめちからの有機栽培にも挑戦されています。
収穫用のコンバインも巨大です!
▲ゆめちから
ゆめちからの有機栽培は、追肥をしない分成長が早く止まって収穫量が少なくなるそう。融雪剤の代わりに豚の堆肥を撒くなど、いろいろご苦労されています。
<2日目>
□北海道農業研究センター
「ゆめちから」を生んだ、小麦育種の研究センターを訪れました。
□共働学舎新得農場
□音更町高倉地区の小麦農家さんにもお世話になりました。
6つの農家が共同で建設した乾燥施設
<3日目>
□坂東農場
小麦畑を目の前に朝食をいただきました。
単一品種の小麦で作ったパンを食べくらべ。
品種の違いを味わいます。
□アグリシステム
北海道産100%の質の高い小麦粉を供給してくれる会社。
農家とパン屋をつなぐ取り組みもされています。
小麦は生産者ごとに番号をつけて袋状のコンテナで運ばれます。
栽培履歴が追跡できます。
おいしさや品質、残留農薬などを厳しく検査してから出荷されます。